フィリピンスクールイヤー キックオフ 8月はナショナルランゲージマンス Buwan ng Wika でフィリピンの良さを知ろう!

フィリピンスクールイヤー キックオフ 8月はナショナルランゲージマンス Buwan ng Wika でフィリピンの良さを知ろう!

コロナの関係で対面授業が2020年から2年間できなかった子供たちの学校も2022年~2023年のスクールイヤーには対面授業を開始しました。日本に帰国していたため8月1日の始業式に間に合いませんでしたが無事にセブに戻り子供たちも学校へ登校しています。日本でも四季折々の学校行事がありますが、フィリピンでもそれは同じです。今回はフィリピンのナショナルランゲージマンス “ブワン ナ ウィカ” (Buwan ng Wika) をご紹介したいと思います。

Buwan ng Wika とは?

学校の授業で国旗を描きます

フィリピン人の愛国心の強さは学校教育にあることをフィリピンの学校に子供を通わせている親ならすぐ気づくことだと思います。文化や伝統を重んじるフィリピンの教育を特に体験できるのは8月のブワン ナ ウィカ マンスではないでしょうか。

フィリピンは7,641もの島々が点在しており約110の多様な言語が話されています。主に話されている言語は、タガログ(マニラ周辺)、セブアノ(ビサヤ地方)、イロカノ(北部ルソン)、ビコール(南部ルソン)、ワライ、パンガシナン、マラナオなどで、タガログを基礎とするピリピノ語(フィリピン語)を公用語に定めています。英語もkinder 2(日本の幼稚園)から教えられていて公用語でもあります。フィリピンの歴史上昔公用語であったスペイン語は今では使われることはなくなりましたが口語の中にスペイン語の名残があります。そんな多様な言語が話されているフィリピンだからこそ8月は”Buwan ng Wika”ナショナルランゲージマンスというフィリピン語を大切にしようという月があります。学校では言語だけでなくフィリピンの文化や伝統も学べるように8月の1か月の間様々なイベントがフィリピン語で開催されています。

フィリピン語 とは?


沢山の島々からなるフィリピンでは島の数だけ言葉が存在すると言われるほど島によって異なる言語を話しています。沢山言語があっては大変なので公用語の導入活動が1935年に始まりました。マニラ周辺で主に話されているタガログ語を基礎とした言語が国語として定められたのはフィリピンがアメリカから独立した1946年です。そしてタガログ語を基礎とした言語が正式に1959年”ピリピノ語(Pilipino)”と指定され、1973年”ピリピノ語(Pilipino)”は”フィリピン語(Filipino)”へ改名しました。1987年フィリピン語と英語が憲法でフィリピンの公用語として定められ現在に至っています。フィリピンの学校で国語として使用されているのは”Pilipino”の教材でそれとは別に英語のGrammerやReadingといった科目があります。また近年ビサヤ地方で話されるセブアノ語も大切にするということから小学校の低学年ではマザーランゲージとしてセブアノ語の授業も始まっています。小学校2年生になった我が子はフィリピン語、セブアノ語、英語を学んでいます。

Buwan ng Wika には何をするの?

フィリピンの正装でもあるバロンタガログを着てイベントに参加

8月はナショナルランゲージマンスとしてBuwan ng Wika celebration が行われます。子供が通う学校では2022年のスクールイヤーのキックオフが8月1日だったため今年はブワン ナ ウィカのセレブレーションと始業式が同時にやってきました。先生たちが鮮やかな民族衣装を着た始業式でBuwan ng Wikaが始まり、そしてフィリピンの伝統ゲームの体験、フィリピン語で行う詩の朗読や歌、伝統ダンス、フィリピンの伝統料理を伝統衣装を着て楽しむなど1か月の間色々なイベント行われます。

毎年小学校低学年の我が子はフィリピン語で行う詩の朗読、歌、ダンスこの中から参加するものを選びます。中学生の上の子はテーマを与えられてポスターメーキング、スローガンメーキングなどに参加します。コンテスト形式になっていて子供たちは(親も含めて)毎年何に参加するか頭を悩ませる時期でもあります。それぞれの学年からカテゴリー別で代表者がコンテストに参加して最後の集大成プログラム(Culminating Program)で勝者が発表されます。パーティーは生徒みんながフィリピン衣装を着て持ち寄ったフィリピン料理でワイワイ楽しみます。8月の1か月間はどの学校でもBuwan ng Wika celebrationが行われる年中行事です。

2022年 Buwan ng Wika Talentadong Pinoy – 歌に挑戦

小学校2年生の息子はダンス、歌、詩の朗読の中から歌を選びました。
今年はタガログ語の歌を練習してコンテストに参加します。衣装を含めたパフォーマンスはフィリピン語の授業の評価にもつながるためどのお子さんも真剣にコンテストに参加しています。息子が選んだ曲はラブソングの ” NASA IYO NA ANG LAHAT ” 英語にしてみるとEverything with youというタイトルになります。フィリピンの人気俳優Daniel Padilla(ダニエル パディリア)さんの歌に挑戦です。ラブソングを選んだので今年の伝統衣装はバロンタガログになりました。バロンタガログとはフィリピン男性の民族衣装で正装用のシャツのことです。バロンタガログは生地が透けるので下にアンダーシャツを着て、ズボンのベルトをとめた上に裾を出すこと、足元はドレスシューズを履くことが正装の条件となっています。

生徒みんながそれぞれのカテゴリーでコンテストに参加しますが、まずはクラスで誰が代表になるかの選抜があり、クラス代表に選ばれた子供がステージでタレントを披露します。そしてその結果が分かるのがCulminating Programです。子供たちは結果が出るまでドキドキして待っているんでしょうね。

フィリピンの伝統アイテムを買うなら KLUTURA

息子のバロンタガログを求めて足を運ぶのはKLUTURAです。観光客の方でも簡単にお店が見つけれるKLUTURAではフィリピンならではのお土産が見つかるはずです。セブの最大級のショッピングモールSMセブシティーに行かれるかたは立ち寄ってみてはいかがでしょうか?SMセブシティーのノースウィングにあります。

住所 : Juan Luna Ave Ext, Cebu City, Cebu
Low Ground, The NORTH WING
電話 : (032) 236-1083

まとめ

Culminating Program

8月も後半に入り、Buwan ng Wika マンスも終わろうとしています。小学校1年生~6年生まで一緒におこなわれたTalentadong Pinoyコンテストの優勝者は8月末に行われるCulminating Programで発表され、勝ったお子さんは全校生徒の前でそのタレントを披露する機会が与えられます。Culminating Programでは他にも生徒皆がフィリピン伝統衣装に身を包み、みんなで持ち寄ったフィリピン料理を食べて楽しみます。臆病でマイナス思考の息子がフィリピン人の気質のおかげで少しづつ自己肯定できるようになったのもフィリピンの学校に通って人前に出る機会を幼い時から与えてもらえているからだと思います。日本の学校が休みになる夏休みや冬休みにお子さんと親子留学などしてみてはいかがでしょうか?

2022 Talentadong Pinoy ( Paligsahan sa pag-awit ) Champion

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