
セブ市内から約130キロメートル南下したところの沖合に浮かぶスミロン島。24ヘクタールの島にブルーウォータースミロンはあります。フィリピンで初めて海洋保護区に指定された青く透き通る海に囲まれており、様々な海洋生物を見ることができます。時にはダイビング中にブラックチップシャークに遭遇することもあります。そして言葉で表現するのが難しいほど美しいサンドバー。波の満ち引きによって隠れては現れる白いパウダーサンドの砂州。時間とともに姿をかえていく自然そのままを満喫できるブルーウォータースミロンでのグランピングをぜひ体験してください。
基本情報
ブルーウォータースミロン
住所 : Sumilon Island, Oslob, Cebu 6025
電話番号 : +63 32 353 5578
携帯番号 : +63 917 868 7392 or +63 998 964 1879
ウェブサイト : https://www.bluewatersumilon.com.ph/
チェックイン : 午後3時
チェックアウト : 午前11時
セブ市内から車で約3時間30分~4時間
バンコゴン到着後ボートに乗り換えて15分程度で到着


ブルーウォータースミロンとは?
フィリピン人が所有しているブルーウォーターリゾートグループがマネージメントするリゾートのひとつ。
ブルーウォーターリゾートグループはフィリピン国内3か所にリゾートを構えています。マクタン・セブ国際空港のあるマクタン島にはブルーウォーターマリバゴ、そしてセブ島南部の沖合に浮かぶ1島1リゾートのブルーウォータースミロン、最後にボホール島(パングラオ島)のブルーウォーターパングラオ。
どのリゾートもインターナショナルホテルでは味わえないフィリピンならではの雰囲気、温かさを感じることができます。

ブルーウォーターリゾートの特徴とは?
お客様にフィリピンの創造性、温かみのある気配りや思いやりを感じさせてくれ、そして寛ぎへと導いてくれるそんなフィリピン最高の文化を体感してもらえるリゾートです。
ブルーウォーターのホスピタリティーをざっくり一言で表現するなら”アムマ(Amuma)”でしょうか。ビサヤ語で沢山の意味をもつ言葉ですが、思いやりや育成、お世話、お食事の提供と母親が子供を思いやる行動に関連する意味をもつアムマ。言い換えれば大きな愛情を絶えず与え続ける古き良きフィリピンの家庭の温かさを提供するリゾートと言えます。
フィリピンのおもてなしを求める方にお勧めです。
なぜグランピング?
フィリピンならではのサービスを受けるだけならグランピングでなくてもいいのでは?と思うかもしれません。ブルーウォータースミロンにもグランピング以外のお部屋はありますが、この大自然に囲まれた素晴らしい1島1リゾートで日の出から日の入りまで五感すべてで自然を楽しんでもらいたいという気持ちからグランピングをご紹介します。

グランピングとは?
日本でも2015年ぐらいからブームとなっているグランピング(Glamping)。
魅力的な(Glamorous)キャンプ(Camping)、2つの言葉を合わせたものでキャンプのスタイルのことを言います。
自分でテントやキャンプ道具を用意する必要は無く、気軽にキャンプが楽しめる上にテントの中には空調やベッド、冷蔵庫などの家具が備え付けられており快適に宿泊もでき、更に食事は大自然の中提供してもらえるという贅沢の極みといえるキャンプスタイルです。
グランピングのルーツ
グランピングのルーツについては様々な諸説があります。
一般的にグランピングのルーツを語る際に出てくる歴史をご紹介します。
グランピングの概念が生まれたのは”グランピング”という言葉が2005年に英国で使われる遥か昔の1100年代のモンゴルであるという説。
モンゴルの遊牧民が暮らすパオは家畜と共に草原を移動し生活するための移動式住宅。そのテントのように見える移動式住宅の中にベッドなどの家具を置いて生活するスタイルがグランピングのルーツではないか?といわれています。
そしてグランピングの起源と言われているのは1900年代のアフリカ説。
ヨーロッパの貴族たちが植民地であるアジアやアフリカ諸国を旅するようになり探検と称して豪華な家具が中に置かれたテントをはり、食事もシェフに用意してもらうという豪華なキャンプを楽しむ富裕層の贅沢が現在は一般の人々も楽しめるグランピングとなったと言われています。
グランピングが”良い所取りの自然体験”と言われる由縁
グランピングとはキャンプの問題点を無くしさらにキャンプの醍醐味を味わえることが前提となっています。快適なキャンプを楽しめて更にキャンプでしか味わえない醍醐味は体感することが出来るなんて良い所取りと言われても仕方ありません。
グランピングの要件を満たしたブルーウォータースミロン
具体的になぜブルーウォータースミロンがグランピングの要件を満たしているのか確認してみましょう。
ベッド、空調、冷蔵庫、洋服棚などすべてが揃った快適なテント

自分でテントを持参する必要は無く、リゾートにつくと家具が揃った雨風に倒される心配のないしっかりとしたテントへ案内されます。薄いマットや窮屈なコットにシュラフで寝るキャンプとは異なり、通常ベッドで快適に睡眠がとれます。
滞在中はキャンプマスターが身の回りの世話をしてくれる
リゾートに到着するとキャンプマスターがお出迎え。グランピングサイトまで案内しれくれて、滞在に関して丁寧に教えてくれます。
朝食、昼食、夕食すべて何時から食べたいかなど細かく確認をしてくれて、ゲストの希望を叶えるよう努力してくれます。自炊をしなければならないキャンプとは違い至れり尽くせりです。


お手洗いやシャワーはいつも清掃が行き届き快適に利用できる
キャンプ場では共同で利用できるコインシャワーの設置などをみることがありますが、スミロンブルーウォーターのグランピングでは共同でお手洗いやシャワーを利用しますが、もともとテントの数が少なく、プライベートで使っているのと変わらない感覚で利用できます。さらに常にキャンプマスターが共同の場所を清潔に保ってくれているので全く気になりません。

ドアにはちゃんと鍵がかけれるので安心です。
どうですか?キャンプをした場合に問題となる点をクリアしてくれていませんか?キャンプなんてアウトドアな旅行出来ないという方でもグランピングなら可能ではないでしょうか?
キャンプの醍醐味も忘れてはいけません
贅沢なキャンプ=グランピングには欠かせないキャンプの醍醐味。
ブルーウォータースミロンは最高のグランピングサイトです。
素晴らしいアウトドア環境にすぐにアクセスが可能
24ヘクタールあるリゾートには宿泊施設として通常のお部屋とは別の場所にグランピングテントを設置しています。グランピングサイトには通常のお客様は入ることができず、グランピングのお客様のみが楽しめる自然があり、更にテントはビーチフロントに立てられ、キャンプファイヤーを楽しみながら贅沢な夕食を食べれたり、朝はテントから日の出を楽しむことができます。



キャンプファイヤーを囲んで美味しいものを食べながら語らえる


自然の中で奏でられる音が聞こえる
テントは海の目の前に立てられており、目覚めてから寝るまでずっと波の音が心地よく聞こえます。また、緑に囲まれているので小鳥のさえずりから雨が降ればテントに降る雨音まで聞くことができます。


新鮮な空気を味わえる
スミロンブルーウォーターはセブ島本島からは離れた1島1リゾートで、周りは海洋保護区となっている海に囲まれています。そのままの自然が残された島では新鮮な空気をあじわえます。


ブルーウォータースミロングランピング料金に含まれるサービス
刺激的なキャンプライフを体験できるスミロングランピングには下記のサービスも含まれます。
基本的なブッシュクラフト(自然環境の中での”生活の知恵”)を自然の中でキャンプマスターが教えてくれます。希望する人には初級、中級、上級に分かれたトレッキングの冒険に連れて行ってくれますし、さらに、海洋保護区になっている海のシュノーケリング、湖でのカヤッキング、魚釣り、スミロンブルーウォーター内施設の利用、プールの利用、レストランの利用も可能です。

まとめ
どうですか?スミロンブルーウォーターでグランピングを楽しみたいと思っていただけたでしょうか?
日本からセブへいらっしゃる観光客の多くは空港のあるマクタン島のビーチリゾートに宿泊します。マクタン島のビーチリゾートも南国を楽しむことが出来ますが、少し足を伸ばせばもっと自然を楽しめる場所がセブにはあります。
ブルーウォータースミロンのあるセブ島南にはジンベイサメと泳げるオスロブやキャニオニアリングが楽しめるカワサンフォール、そしてセブ島最高峰のオスメニアピークなど沢山自然を満喫できる場所があります。
ぜひ今までは体験することが無かった旅の形を体験し、もっと自然を身近に感じてもらいたいなと思います。
